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『2021年CSR活動報告』

弊社は「三方よし」の精神で、「お客様」はもちろん、「地域社会」「従業員」から愛される経営を実現するために、CSR活動に力を入れています。2021年に実施したCSR活動の一部をご報告いたします。

 

■ 従業員のために(売り手よし)■ 

  1. 人材育成・教育(社内教育)
    毎月1回若手技術者を対象に、技術顧問から構造力学・橋梁工学の基礎講座を実施しています。
    今年度も資格取得支援の一環として、勤務時間内にも演習時間を設けてサポートしています。
    2021年は、技術士取得(建設部門)、コンクリート製品検定(中級)に全社員、CSR検定3級に1名合格しました。

    -社員からの声-
    「11月、社員全員でコンクリート製品検定中級を受検し、見事全員合格しました!受検前に教材ビデオを皆で視聴し、幅広いコンクリート製品を知ることができました。来年も上級合格目指して、皆で頑張ります。」

  2. 人材育成・教育(外部研修)
    今年は延べ119回(13回以上/人)、外部講習(オンラインセミナー含む)に参加しました。   
     ◎主な外部研修報告(セミナー名/主催者)
      ・コンクリート道路橋の施工に関するWEB講習会/(社)日本道路協会
      ・第30回プレストレストコンクリートの発展に関するシンポジウム/(社)PC工学会
      ・第48回プレストレストコンクリート技術講習会/(社)PC工学会

      ・Dynamoとは?Dynamo活用事例/オートデスク(株)
      ・建設業実践Web講座2021春・秋 建設DX/(株)大塚商会
      ・Civil3DでBIM/CIM属性付与をやってみた/(株)大塚商会、オートデスク(株)
      ・情報空間シンポジウム2021/(株)インフォマティクス
       
      ・プロキャリ研修/(社)アスバシ
      ・価値観探求/NPO法人Mブリッジ
      ・中部のミライ創造フォーラム/(社)地域問題研究所
      ・スポーツで貢献するSDGs基礎セミナー/愛知県・名古屋市
      ・元よしもとのカリスマ広報マンが語るビジネスで活かす実践的SDGs/名古屋商工会議所
      ・セルフモチベーション向上講座/名古屋商工会議所

      ・中堅社員のための「後輩指導力」養成講座/名古屋商工会議所
      ・部下の力を引き出す!上司の対話力研修/(株)十六総合研究所

      ・読解く健康経営/(社)日本健康経営ビジネス協議会
      ・睡眠習慣デザインセミナ―/(株)OKAN
      ・kintoneを使い倒してDXを進めよう!セミナー/JBCC(株) 

    ◎社内研修  
     取引先様(建設コンサルタント)が関わっている農業事業を社内研修としてご訪問させていただきました。

     農業の魅力を活用した地域活性化について熱い想いをお聞かせいただきました

    -社員からの声-
    「私はPPP事業(官民連携事業)を知らなかったので、今回の機会で様々な効果があることがわかりました。」
    「自分の仕事から未来のために何ができるのか、これからどうしていきたいのかを考え、常に行動を起こしていく姿に刺激を受けました。」

       
      技術顧問による社内教育   社内研修(SDGs)     社内研修(PPPイチゴ農園) 

  3. 社員の健康管理
    社員とその家族の健康増進に取り組んでいます。
    ・健康宣言(全国健康保険協会)
    ・特定健康用食品の補助
    ・KENCO SUPPORT PROGRAM(大同生命)への登録
    ・新型コロナウイルス感染予防対策(ワクチン接種案内、パルスオキシメーター・検査キットの配布等)
    ・テレワークの実施

    -社員からの声-
    「健康経営認定に向けて取り組みの確認作業を進めていくと、他の認定にもつながっていることが再認できました。他企業の姿勢や理念などにふれると時代の流れも感じ、当社らしい取り組みを新たに考えることにもなりました。」
    「コロナに打ち勝つためにはまず免疫力!そして、良い睡眠のためにヤクルト1000を飲みたいなと思っていたところ、他の社員の皆さんも同意見でした。導入しましょう!と快く社長に言っていただいて、今ではみんなで毎日ヤクルトを飲んでいます。まず、健康でなければいい仕事は出来ないと思うので、とてもありがたいです。」

  4. 認定企業
    企業の成長と共に、人の成長を意識した事業活動が伝わり、2021年は下記の認定をいただきました。
    女性の活躍推進企業/名古屋市
    第4回WOMAN’s VALUE AWAR 特別賞/(社)日本ウーマンズバリュートレーニング協会

  5. SDGs宣言
    SDGs宣言にあたり、知見を深めるため若手社員4名をSDGs推進員として選任いたしました。
    SDGsアドバイザーの方と定期的に勉強会を実施し、様々な事例や企業の姿勢を理解し、意識や考え方をもう一度再考する機会となりました。
    これからを担う若者たちはもちろん、すべての人が未来のことを自分のこととして捉えられる行動につなげていきたいです。

    -社員からの声-
    「SDGsに関連する講習を受けたり、SDGs手当を利用しエシカル商品を購入していくうちに今まであまり気にしていなかった認証マークに気が付くようになり、普段の買い物でもエシカル消費を意識するようになりました。」
    「購入品を探していくうちにエシカル商品がたくさんあり、いろんな形でSDGsに貢献できることを知ることができました。モノの購入から捨てるところまで、私たちができることは多いと思います。これからもSDGsを意識した生活を心掛けていきたいです。」
    「いつも使っている日用品はフェアトレード商品を購入することでSDGsに貢献するよう心掛けています。街中のSDGsポスターにも気づけるようになり、さらにSDGsについて興味がわいてきたと同時に、さらに勉強して知識をつけていきたいです。」
       
      女性の活躍推進企業認定   W.V.A 特別賞        SDGs宣言


■ お客様のために(買い手よし)■
 

  1. 技術研鑽
    お客様満足度の向上を通じて社会貢献することを念頭に置いて、日々研鑽を積み重ね、技術力の向上に努めています。
    今年も取引先様と技術士試験合同勉強会を実施し、当社技術顧問と有資格者による講座・論文添削を実施し、「技術士」の資格取得支援を行いました。
    建設現場や製作工場の見学・業務毎のOJTを実施し、社員の技術力向上に努めています。

    -社員からの声-

    「技術士試験合同勉強会に参加し、試験に臨みました。指導員はじめ、社内外の皆様のご指導ご助言により、おかげさまで合格することができました。他受験者の取り組みや着眼点も、よい気づきや刺激を受けました。」

  2. BIM/CIM・XR関連事業の推進
    BIM/CIMモデルを活用した施工管理や施工シミュレーションなど、幅広いシーンでのサービスを提供し、建設DX推進に取り組んでいます。
     ●XR技術(AR・MR・VR)を導入 ⇒生産性向上や人材育成
     ●3Dプリンターを導入 ⇒建設業界の未来を見据えた取り組み

    3Dプリンターで使用する素材は、危険な廃棄物を排出しない100%生分解性のサポート材料を使用し、環境に配慮した製作を行っています。将来的には、製作した模型を活用し、学校へのプロボノ活動などに貢献していきたいと考えています。
    XR関連のホームページも新たに開設し、今後有意義な情報を提供していきます。

  3. 鋼橋設計サービス
    鋼橋分野の技術士を迎え入れ、鋼橋設計サービスをスタートしました。
    鋼橋に関する知識を社員全員で高めるため、月1回の勉強会を始めました。まずは、国土強靭化計画に直結する耐震補強設計から始め、基礎知識の取得に努めています。今後は社員全員で鋼橋に関してもお客様のニーズにお応えできる体制を整えていきます。

    -社員からの声-
    「今までPCについては業務に携わることもあり勉強する機会も多くありましたが、鋼橋については未知の世界でした。毎月、時間を割いていただき鋼橋についてのさまざまな角度からの勉強会を開催していただくようになり、興味や関心が高まりました。仕事の幅が広げられるよう教えていただいたことを身に着け、業務の中で実践していきたいです。」

        
         現場見学         BIM/CIM事例       XR事業の推進

 

■ 地域社会のために(世間よし)■ 

  1. 絵本プログラムの参加
    公益社団法人シャンティ国際ボランティア会が毎年実施している絵本を届ける運動に参加しました。読み書きができない、絵本を読んでくれる人がいない子どもたちへ、絵本を手にする機会のお手伝いをしています。

    -社員からの声-

    「カンボジアやラオス、ミャンマーなど現地の言葉は知らない私たちですが、絵のような楽しそうなつづりの言語に世界の広さや厳しい環境にいる子供たちの存在を改めて感じられたことは、私たちにとっても良い経験でした。」
        
  2. インターンシップ(大学生)
    芸術系学部を専攻している学生さんに、SDGsポスターや社外向けの案内紙を製作してもらいました。
    -学生からの声-
    「自身のデザインの知識や技量が向上したのはもちろんですが、それ以上に、制作を通じて全く知らなかった橋梁や土木の世界を垣間見れたことが大きな経験になりました。」

    情報工学部を専攻している学生さんに、VRのお手伝いをしてもらいました。
    -学生からの声-
    「とても貴重な機会でした。VR開発は可能性が無限大なので自分で想像を膨らませながらVRの世界を制作することができ、とても楽しんで取り組めました。
    まだまだ試行錯誤しながら頑張っていきたいと思います。設計関係の業界は私が勉強している情報技術関係とは無縁なものだと思っていましたが、このようなかたちで触れることができてとても驚いています。まだまだ知らないことが多いので、VRと設計業界が組み合わさってどのような世界が広がるのか楽しみです。」

  3. ウィメンズマラソン2021ボランティア清掃に参加
    清掃地区が自社も属している地域なのを縁としてボランティアに参加しました。企業として初めての地域清掃でした。

  4. 地域学校へのAR授業の提案
    小学校への最新の技術を使用した授業の提案を関係者(学校の先生、アスバシ)と進めています。学校教育に沿えるように私達も勉強中ですが、とても身近になってきている技術を用いた授業は、楽しさとやりがいを感じています。建設業へのPRも兼ねつつ、未来には更に必要となるITの世界への入り口になるように進めていきたいです。

  5. フォーラム登壇
    「『18歳成人×早活』で変わる日本の未来~早活イノベーションフォーラム2021」にパネリストとして登壇させていただきました。高卒就職についての問題点や、早活人材のメリットなどを様々な視点から議論しました。

    -登壇した社員からの声-

    「同世代の違う道を進まれた方々と、それぞれの感じたこと経験したことを共有出来てとても貴重な機会だったと思います。自分も就職の時に色々悩んだ経験があるので、問題提起として世の中に発信できたことは、とても意味のあることだと感じています。」

  6. FC岐阜への協賛
    2014年からFC岐阜への協賛を継続的に行っています。
    元選手の難波宏明クラブアンバサダーが当社に訪問し、事業内容の説明と執務状況を見学していただきました。自身も土木科出身ということで、私たちの仕事を身近に感じてくださりました。

       
      絵本プログラム     ボランティア清掃     小学校AR授業  

       
         フォーラム登壇            FC岐阜への協賛 

2021年は昨年経験したコロナ禍での対応を活かし、新たな取り組みに挑戦できた1年でした。技術士の取得、新事業の展開など本業の底力を上げることができ、職場環境の改善や地域社会へ関わりも増やすことができました。これからも社会・経済・環境に目を向け、当社のSDGs宣言に基づき、さらに社会に対応する企業を目指してまいります。

■関連サイト
2020年CSR活動報告
2019年CSR活動報告
2018年CSR活動報告
2017年CSR活動報告

 

杉山設計事務所はこれからもステークホルダーの皆様との絆を育み、社会とともに持続的な成長を目指してまいります。
皆様からのご意見・ご感想をお寄せいただき、今後のCSR活動ならびに持続可能な開発目標(SDGs)に沿った活動を充実させていただきたく存じます。

下記のお問合せフォームにご記入いただき、ご意見をお聞かせ下さい。よろしくお願いいたします。

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