『2022年CSR活動報告』
2022.12.28
弊社は「三方よし」の精神で、「お客様」はもちろん、「地域社会」「従業員」から愛される経営を実現するために、CSR活動に力を入れています。2022年に実施したCSR活動の一部をご報告いたします。
■ 従業員のために(売り手よし)■
1.人材育成・教育(社内教育)
毎月1回、技術顧問から橋梁工学の基礎講座、資格取得の支援指導を継続して実施しています。
勤務時間内に演習時間を設け、資格取得に向けてサポートも継続中。
2022年は、下記の資格取得に向けて挑戦いたしました。
技術士一次試験、コンクリート診断士、土木鋼構造診断士、コンクリート技士、測量士補、
コンクリート製品検定(上級・初級)、CSR検定2・3級
-社員からの声-
「テキストを読むだけではなかなか頭に入らなかったが、顧問の講義でイメージを描いて勉強していく方が頭に残りやすいです。専門誌も今までより理解が深まって、疑問や質問に繋がるようになりました。今までは曖昧だったことが理解出来るようになると嬉しいですね。」
「会社全体で試験に取り組む雰囲気があり、勉強にも連帯感をもって取り組むことができました。勉強した成果をシェアしたり、問題を出し合ったりして楽しく取り組めました。勉強したことが業務にもつながってきたので、チャレンジしてよかったです。」
2.人材育成・教育(外部研修)
今年は延べ84回(7回以上/人)、外部講習(オンラインセミナー含む)に参加しました。
◎主な外部研修報告(セミナー名/主催者)
・道路セミナー(技術編)橋梁基礎講座/(社)日本道路協会
・第49回プレストレストコンクリート技術講習会/(社)PC工学会
・令和4年度 橋梁技術発表会及び講演会/(社)日本橋梁建設協会
・2022年度 FKKフレシネー工法フォーラム&講習会/極東鋼弦コンクリート振興(株)
・アルカリシリカ反応によるコンクリート構造物の劣化と診断/(株)土木管理総合試験所
・全国初メタバース(仮想世界)を用いた川づくりセミナー/国土交通省 九州地方整備局
・2022デジタルワールド メタバースXR展/名古屋商工会議所
・プロキャリ研修/(社)アスバシ
・ワーク・ライフ・バランス「現実に向けた」4つのヒント/名古屋市
・名古屋市 女性管理職向け勉強会/名古屋市
・中堅女子社員 ブラッシュアップ講座/(株)十六総合研究所
・生産現場における工程管理の重要性と事例紹介/(株)十六総合研究所
・メンタルヘルス教育に活かす認知行動スキルセミナー/中央労働災害防止協会
・これからの企業のSDGsアクションを考える/日本経済新聞
◎社外交流イベント
FC岐阜のイベントに取引先様(建設コンサルタント)とコラボ企画として、一緒に出展しました。
当社は災害を絡めた企画として、AR技術で岐阜の水害をスマートフォンで学ぶ、土のう作りを多くの方に体験していただきました。
-社員からの声-
「防災をテーマにソフト面、ハード面から多くの方々に体験していただきました。実物の土のう作りや土のうをスマートホンの画面にAR(拡張現実)化して、自宅への浸水を防ぐために何個の土のうが必要とされるかを見ていただき、防災への意識を高めてもらいました。体験した方々と防災関連についてお話をさせていただくことで、私達も情報をいただきとても有意義な時間を過ごさせていただきました。」
「各ブースをスタンプラリー形式で体験してもらいました。多くの方に参加していただき、防災の大切さを知ってもらえるイベントとなったと思います。普段、関わりのない地域の方と交流ができて楽しかったです。」
◎社外研修
異業種体験として、「体験農園みとか」様にご訪問させていただきました。
地域活性化やSDGsに関する話をお聞かせいただきました。また、若手社員同士で日常業務について発表。
最後にいちご栽培の作業を教えていただきました。
-社員からの声-
「みとかさんができるまでの過程や地域活性化について、とても貴重なお話を聞かせていただきました。農業体験をさせていただいているときも、いちごの育ち方や美味しいいちごの見分け方などたくさんのお話を聞き、みとかにかける思いをとても感じました。社外研修を通して、今しているお仕事にさらに情熱を注ぎながら頑張ろうと思いました。」
「ゼロから会社設立までのお話を聞かせていただきました。イチゴを通して、会社や地域への思いが伝わりました。大変だったが辛いと思う暇もないくらい必死だったという言葉を聞いて、私もそれくらい業務に対して熱く取り組みたいなと思いました。」
FC岐阜イベント出展 異業種体験(体験農園みとか)
3.社員の健康管理
引き続き、社員とその家族の健康増進に取り組んでいます。よりより制度となるように、取捨選択しながら柔軟な体制を継続しています。
・特定健康用食品の補助
・KENCO SUPPORT PROGRAM(大同生命)の参加
・新型コロナウイルス感染予防対策(検査キットの配布等)
・音楽レクリエーションの実施
・健康運動指導士によるリフレッシュタイムの実施
音楽レクリエーション リフレッシュタイム
4.認定企業
企業の成長と共に、人の成長を意識した事業活動が伝わり、2022年は下記の認定をいただきました。
・健康経営優良法人2022(中小規模法人部門)/日本健康会議
・名古屋市ワーク・ライフ・バランス推進企業(更新)/名古屋市
・愛知県SDGs登録証/愛知県
・なごやSDGsグリーンパートナーズ/名古屋市
・名古屋市SDGsプラットフォーム会員/名古屋市
健康経営 ワークライフバランス SDGs認定
■ お客様のために(買い手よし)■
1.技術研鑽
お客様満足度の向上を通じて社会貢献することを念頭に置いて、日々研鑽を積み重ね、技術力の向上に努めています。
建設現場、業務毎・各スキルのOJTを実施し、社員の技術力向上に努めています。
-社員からの声-
「実際に業務をお手伝いした現場を見学させていいただき、図面だけではわからない詳細な動きや施工時に配慮していることなどを知ることができました。その後の図面や動画の作成にも、現場見学の経験を活かして業務にあたることができました。」
「普段見ることのできないワーゲン工法の架設現場を見学させていただきました。現場の方が力を合わせ、少しずつ桁を移動させていく様子を拝見し、構造物を建設する大変さと出来上がる工程の楽しさを感じました。」
-取引先様からの声-
「よい取り組みですね。業務の傍らで問題を考えたり、答えを示したりと大変かと思いますが、継続していただければと思います。勉強になりました。」
2.BIM/CIM・XR関連事業の推進
BIM/CIMモデルを活用した施工管理や視覚化による効果など、幅広いシーンでのサービスを提供しています。また、取引先企業様で勉強会の講師も実施しました。
昨年導入した3Dプリンタ-は増設し、各方面から製作依頼が増えています。
現場見学 MR事例 BIM/CIM講師
■ 地域社会のために(世間よし)■
1.地域学校への出前講座
小学校で「AR(拡張現実)授業」、高校で「キャリア講座(社会人として大切なこと)」を行いました。
-社員からの声-
「小学生に授業する貴重な機会にもなり、建設業の方向けでなく、一般の小学生向けに内容を考えることでどうやったらARの魅力が伝わるのかを考え、自分自身をプロモーションするいい経験にもなりました。また、先生方や生徒さんとの交流で、ARの認知度やiPadがどれだけ普及しているのかを知るいい機会にもなり、今後に生かして行きたい。」
2.職場訪問の受け入れ
中学生、高校生の職場訪問を実施しました。それぞれ「職業、SDGsについて」「橋、XRについて」の話をしました。
-社員からの声-
「短い時間のなかで、橋・SDGsについて学んでいただきました。かみ砕いた説明や言葉の選び方など相手に理解してもらえる伝え方とはなにかを考えることができ、私自身勉強になりました。説明後、社内見学の際「これは、さっきの●●ですか?」と理解できた様子をみられ嬉しかったです。」
「学生さんと話をする機会はなかなかないので、どうしたら興味を持ってもらえるのかを考えたりと、準備の段階からとても刺激になりました。XR体験をしてもらいましたが、対応力の高さに驚きました。」
「ただ話を聞くだけではなく、考えたり話しながら仕事について知っていただけるようスケジュールを考えました。プレストレストコンクリートについての資料を作成しているとき、自分の知識向上にも繋げることができました。」
3.インターンシップ(大学生)
情報系学部を専攻している学生さんに、「VRルーム」の製作をしてもらいました。
土木系学部を専攻している学生さんに実務など幅広く業務のお手伝いをしてもらいました。
AR授業(小学校) キャリア講座(高校) 職場訪問(中学生)
職場体験(高校生) VRルームの製作
4.SDGs関連の取り組み
社内SDGs推進委員から提案のあった取り組みを実施しました。
◎絵本プログラム
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会が毎年実施している絵本を届ける運動に本年も参加することができました。 読み書きができない、絵本を読んでくれる人がいない子どもたちへ、絵本を手にする機会のお手伝いをしました。
◎ブックサンタ
パートナー書店で子どもたちに贈りたい本を購入、レジでその本を寄付すると、全国の子どもたちに「サンタクロースから本が届く」というチャリティプログラムです。全員で書店に出向いて、本の選出をしました。
◎古着でワクチン
古着などをカンボジアや開発途上国を中心に衣類等を輸出、販売して現地で再利用。認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを日本委員会を通じて開発途上国の子どもたちにポリオワクチンが届けられ、一口につき5人の命を救うことができます。社内でもちより全員で参加することができました。
◎SDGs交流イベント
愛知県SDGs登録企業の交流イベント「SDGs AICHI EXPO 2022」に参加しました。
絵本プログラム ブックサンタ(チャリティプログラム)
5.プロクラブへの協賛
◎FC岐阜
2014年からFC岐阜への協賛を継続的に行っています。
2022年は「スタジアムAR」の製作を行いました。
◎名古屋グランパス
夏のイベント「鯱の大祭典」に協賛しました。
FC岐阜への協賛 スタジアムAR製作 鯱の大祭典への協賛
2022年は持続可能な社会形成のため、「行動するひとづくり」を意識して取り組んだ1年でした。これからも社会・経済・環境に目を向け、当社のSDGs宣言に基づき、さらに社会に対応する企業を目指してまいります。
■関連サイト
・2021年CSR活動報告
・2020年CSR活動報告
・2019年CSR活動報告
・2018年CSR活動報告
・2017年CSR活動報告
杉山設計事務所はこれからもステークホルダーの皆様との絆を育み、社会とともに持続的な成長を目指してまいります。
皆様からのご意見・ご感想をお寄せいただき、今後のCSR活動ならびに持続可能な開発目標(SDGs)に沿った活動を充実させていただきたく存じます。
下記のお問合せフォームにご記入いただき、ご意見をお聞かせ下さい。よろしくお願いいたします。
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